2016年3月1日、 障がい者の方々の生活介護施設がオープンしました。施設名は「そら」です。
建物は2015年11月末完成し、施設2階は事務と訪問介護「つばさ」と「そら」の作業スペース、会議室に使っています。
1階が施設のメインであるディルーム、お風呂場、トイレ、調理室などです。
スタッフ全員で知恵をだしあい、業者さんに無理難題をお願いし、手前味噌ですが温もりのある快適な建物に仕上がりました。
在宅で暮している重症身心障害者(児)の方々が安心して過ごせる居場所作りが私たちの長年の「夢」でありました。
もとより力不足ではありますが、私たちもほんの僅かでもお力になれるかもしれない、そんな思いで「そら」を開設いたしました。
嘱託医は篠路で地域医療に尽力されているファミリー内科クリニックの大西浩平院長先生、さらに総合病院の師長経験者である看護師さんら3名が常勤として勤務していただけることになりました。
そして、何より心強いのは、長年重度心身障害者(児)の理学療法に関わってこられた小堀愛司先生が「そら」の顧問に就任してくださったことです。
情熱、モチベーションだけではなく、お一人おひとりに適したポジショニング、食事介助、排せつ介助、コミュニケーションなどを小堀先生から学び、介護職のスキルと施設の質の向上に努めます。
しかし、当事者のニーズ、介護方法を習得するためにはご家族のご指導、ご意見が不可欠です。
私たちは当事者、ご家族のご意見に真摯に耳を傾け、連携に意を尽くしたいと思っています。
自由に施設においでいただき、遠慮なくご意見を寄せていただければ幸いです。
施設は、音楽の贈り物をベースにしながら、当事者に楽しんでいただけるように、いろんなプログラムを計画立案中です。
暖かくなれば、散歩など外出もしたい、また夏には屯田神輿隊にお願いし、お祭りを予定しています。
施設の予定、毎月のお食事などはホームページ、お便りなどでお知らせいたします。
私たちは何よりも当事者の方々が快適に日中の生活ができますように力を注ぎたいと思っています。
ご家族、地域に関係者各位のご理解ご協力をいただきたくお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
株式会社パーソナル・ケア・ポート
社員一同